【第76回国民体育大会冬季大会】夢！きらリンク愛知国体　配信の様子・記事まとめ・感想

こんにちは、七夜星です。

みなさん、『第76回国民体育大会冬季大会　夢！きらリンク愛知国体』はご覧になりましたでしょうか？
時間帯的にお仕事中の方も多いと思いますので、そう言った方はぜひアーカイブ配信をご覧になってください！

さて今回はそれぞれの競技について書ききれなかったので、配信の様子・記事まとめ・感想を書いていきたいと思います。

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『第76回国民体育大会冬季大会　夢！きらリンク愛知国体』アーカイブ配信について

■アーカイブ配信のURL

競技・式典の全日程を 国体公式映像サイト「国体チャンネル」にてアーカイブ配信を見ることができます。
各カテゴリごとに見ることはできないですが、日付ごとにアーカイブ配信を見ることができます。

国体チャンネル　ライブ・アーカイブ配信

1/27（水）は私も仕事をしながらですが見ていましたが（←）、時々くるくると回ってしまい、スムーズに見ることができませんでした。
アーカイブ配信をしていただきましたが、アーカイブも時々くるくると回ってしまいました。

1/28（木）も仕事をしながら見ていましたが、少年男子の第１グループで一時中断、佐藤駿くんの時に少し映像が乱れましたが、それ以外ではスムーズに配信を見ることができました、昨日対応してくださったご担当者の方に感謝です。

18:20からの成年男子の配信ですが、やはりアクセスが多いためか、繋がらない・すぐに止まる現象が起きました。
ネット環境が弱いとそうなりやすいようです。

また途中で配信のページにアクセスすると、配信ページがかなりつながりにくかったです。

1/29（金）は平日の昼間ということもあり、前日の夜のライブ配信に比べると比較的見やすかったですが、成年男子の配信時間帯は第3・4グループはちょっとチャンネルを離れたりすると繋がりにくくなったりしました。

1/30（土）は寝坊してしまい、朝の様子はわからないのですが、ちょうど第3グループの頭あたりから見始めましたが…。
今日は何をしても、すぐに画面がくるくる…、途中で止まる！止まる！誰1人として止まらず観ることが出来ませんでした。
私だけかなぁと思ったのですが、どうやら他の方も同じで、Twitterで同じく「見れない」とのツイがありました。
中にはライブ配信に向けた応援バナーの画像を作る人まで！（でも、気持ちはわかる。）
結局、最後の表彰式まで観ることはできませんでした。

同じくTwitterでツイートしていた方がいたのですが、ライブ配信の醍醐味は、今まさに演技をしている選手を見て、技をする時は一緒に力を込めたりふんばったり、技が綺麗に決まった時は心の中でめっちゃ褒めたりして、一緒に戦ったりするし、同じ応援をしている人同士で観戦している感覚を分かち合ったりと、その時の臨場感を味わえると思うんです。だから私も、海外の試合で夜中3時になったとしても眠い目を擦りながらライストを見たりしています。
来年は有料になってもいいので、対策をしてもらえると嬉しいです。（でも、それはそれでまたシステムを作るのが大変なのかしら？）

『第76回国民体育大会冬季大会　夢！きらリンク愛知国体』　滑走順・競技結果・ジャッジスコア

フィギュアスケートのタイムスケジュール・滑走順・競技結果は下記の通りです。
（日本スケート連盟　『第76回国民体育大会冬季大会 フィギュアスケート競技』より）

■滑走順・得点詳細

※結果が出た後の『滑走順・得点詳細（SP・FSをクリックして開くページ）』のページで選手名をクリックすると、演技構成やスコア・GOEが見れちゃいます。
・少年男子
SP／FS／競技結果/総合成績
・少年女子
SP／FS／競技結果/総合成績
・成年男子
SP／FS／競技結果/総合成績
・成年女子
SP／FS／競技結果/総合成績

■ジャッジスコア

・少年男子
SP／FS
・少年女子
SP／FS
・成年男子
SP／FS
・成年女子
SP／FS

成年男子　ニュース・ツイまとめ、感想

今季で現役引退の選手も試合に出場していました。

・中野紘輔選手

〈国体〉成年男子FS 中野紘輔選手「全日本を終えて、来季以降のビジョンがまったく見えなくなってしまって、自分の選手としての生活はここで終わりなんだなというか、もう頑張れそうにないなという気持ちが出てきてしまって、僕自身は、このシーズンで現役を引退することに決めました」

— Quadruple Axel 編集部 (@AxelQuadruple) January 29, 2021

 

・小林建斗選手

〈国体〉成年男子FS 小林建斗選手 「まだ、最後の試合という実感がなくて、不思議な感じがします。ここまでボロボロをやったのは何年ぶりかという感じなんですけど、失敗してしまったものはしょうがないので、他の一歩一歩で、もう最後なんだし、悔いがないようにと思って滑りました」

— Quadruple Axel 編集部 (@AxelQuadruple) January 29, 2021

現役引退後は、動物関係の仕事につくため専門学校に通う予定だとか。
新しい道でも頑張ってください。

 

・山田耕新選手

〈国体〉成年男子FS 山田耕新選手「復帰してからの６年間、多くの方に支えていただいて競技を続けてこれたので、いい演技を届けて、感謝の思いを伝えたいという思いで滑ったんですけど、踏ん張るジャンプが多すぎて、転けそうでも転けないというところが、自分の人間らしさが出たのかなと思います」

— Quadruple Axel 編集部 (@AxelQuadruple) January 29, 2021

大学卒業とともに引退し社会人になった後に復帰し、しかもフルタイム勤務をしながら選手生活も6年続けたのはすごいことだったと思います。
本当にお疲れ様でした。

 

・本田太一選手

〈国体〉成年男子FS 本田太一選手「本当に最後のジャンプが終わるまでは、正直、『早く終わりたい』というぐらいの気持ちでいたんですけど、コレオステップに入って、それでも足は動かなかったんですけど、『この瞬間がずっと続いてほしいな』って思っていました」

— Quadruple Axel 編集部 (@AxelQuadruple) January 29, 2021

真凜ちゃん・望結ちゃん・紗来ちゃんの優しいお兄さん。
FSの演技終了後の感極まった表情、ぐっとしました。インタビューで「やりきれました。」と言っていたのが印象的でした。
↓ご本人のツイです。

17年間のスケート人生、
最後の試合が終わりました。

ずっと競い合ってきた一希と、
最後に表彰台に乗れて幸せです。

何も悔いはありません。

今まで｢本田太一｣を応援して下さった
全ての方々に感謝の気持ちを伝えたいです。

長い間、本当にお世話になりました。

2021年1月29日 本田太一 pic.twitter.com/mSN3mfipnh

— Taichi Honda (@taichisk8) January 29, 2021

 

・日野龍樹選手

〈国体〉成年男子FS 日野龍樹選手「３月に愛知県の大会が残っているんですけど、今日が最後という選手が多くて、アップの合間に、太一やこばけんの演技を見ていて、ちゃんと準備できたかわからないですけど、いいプログラムを滑ろうと思ってやったので、終わった時は達成感みたいなものはありました」

— Quadruple Axel 編集部 (@AxelQuadruple) January 29, 2021

去年の全日本で、「全日本中に引退を決めました」と聞いた時は悲鳴を上げました。
昨日のSPは10-11、11-12年のSPで宮本賢二先生振り付けの最初のプログラム『ロシア水兵の踊り』だとか。いろいろな思いを、国体にぶつけてきたんだなぁ…。
まだ３月に愛知県の大会が残っているようなので、悔いのないよう滑り切って欲しいと思います。

↓迷言の生まれた（？）記事

↓ご本人のツイです。

団体3位〜草太ありがとう！！
最後の国体、最高に楽しかったし、いちいちジーンときました笑

県大会も頑張ります！
ありがとうございました(^^)

— 日野 龍樹 Ryuju HINO (@Vnagar_juna) January 29, 2021

まだ試合を控えている選手もいますが、こうして見返してみるとうるうるしてしまいます。
皆さん、お疲れ様でした。

 

・山本草太選手

〈国体〉成年男子FS 山本草太選手「昨日のSPのあと、いろいろな方がたくさんメッセージを送ってくださって、たくさんの方に頼って、いろんな気持ちを整理して、フリーを迎えられたので、昨日のSPとはまた違った、きついなかでも団体戦をふまえて、無理せず、無理しない演技をできたかなと思います」

— Quadruple Axel 編集部 (@AxelQuadruple) January 29, 2021

昨日のSPが終わった時どうしようかと思ったけど、今日のFSは気持ち的にだいぶ復活したようでほっとしました。
演技後、キスクラでとても優しい龍樹先輩がそっと上着もかけてくれました。

 

・友野一希選手

〈国体〉成年男子FS 友野一希選手「シーズンを通して満足のいく演技ができなかったので悔しい部分は残ったんですけど、太一と（大阪チームで）表彰台に上れてよかったです。冒頭の２本がよかったあと、少しミスが出てしまった。でも、比較的落ち着いて演技できたので、そこはよかったと思います」

— Quadruple Axel 編集部 (@AxelQuadruple) January 29, 2021

友野くんだけじゃないけど、今日のガイシアリーナには魔物が住んでるんじゃないかと思うくらいでした。
でもその中でも、個人成績では逆転V！おめでとうございます！！

 

・田中刑事選手

〈国体〉成年男子FS 田中刑事選手「ここ数年で一番よくない出来、感覚になってしまった試合だった。今季は万全じゃない状態でも本番しっかり集中するということが、ちょっとずつ身についてきたんですけど、今回はそれがまったく出なかったので、まだまだ練習しなくてはいけないなと思いました」

— Quadruple Axel 編集部 (@AxelQuadruple) January 29, 2021

昨日のSPは大きなミスもなく演技していたのですが、今日のFSはジャンプでの転倒があり、特にコンビネーションジャンプでの転倒が痛そうでした。
その転倒が響いていたのかわからないですが、その後の演技もいつもより点数も伸びませんでした。
でも改めて、丁寧なエッジワークとダイナミックなジャンプ！刑事くんの演技の好きなところです。
今シーズンは辛いことも多かったと思いますが、本当に頑張ったと思います。
お疲れ様でした。そして岡山優勝おめでとう！！

 

↓締め記事

さてさて気になる表彰式ですが、今回は特に何もなくお辞儀して表彰台へ向かっていました。
ちょっと楽しみだったのですが、何か注意があったのかな？残念…。

成年女子　ニュース・ツイまとめ、感想

やっと成年女子の演技を見れましたので、感想を。
・三原舞依選手
病気で競技を休むと聞いた時は心配だったけど、復帰できてほっとしました。おかえり〜、舞依ちゃん！
長野の全日本で久しぶりに見た時は、めちゃめちゃ細くてびっくりしました。それに、背伸びた？伸びたよね？
少しづつ体力も戻ってきたという記事も見たので、安心しました。
細い手足をめいいっぱい動かして、ジャンプも綺麗に飛んでいました。でも体力は戻ってきたものの疲れは取れにくようです。
無理だけはしないように、進んでもらえたらと思います。

・樋口若葉選手

今回はなかなか思うような演技ができなかったようで。
でもこちらの記事を見てみると、色々と五輪に向けて挑戦したところがあったようです。
今できることを精一杯頑張って欲しいです。

・坂本花織選手
フリーではかっこいいマトリックス！かおちゃんはミスしても引きずられず落ち着いて演技できるようになったと思います。かおちゃんの成長と持ち味のダイナミックな演技、それを感じた演技でした。
キスクラでフリーの得点発表された時、舞依ちゃんが自分のことのように喜んでいたのがとてもきゅんとしてしまいました。
兵庫県、優勝おめでとう！

ピックアップ

Twitterにて、こちらの日刊スポーツの記事が目に入りました。

こちらの記事になった石川県代表の安江智広選手。
成人男子のFSではトップバッターでしたので、よく覚えています。

こちらの記事を改めて読んでみると、今注目されている男子シングルですが、競技人口は女子に比べると圧倒的に少ないそうです。
そのためか、SPに臨んだ24人全員がFSへ進むことが出来ました。
そして今年の国体に成年男子で石川県が出場したのは、21年ぶりということです。

この安江選手は、現在専門学校1年生。中学1年生の時遊びに行ったことがきっかけでスケートを始めたそうです。
拠点にしている金沢には通年リンクがなく、シーズン中は週に２〜３回のペースで練習をし、夏場の３〜４ヶ月は陸上練習が中心となるようです。

FSではトップとの差は、173・44点。曲が鳴り終わっても、最後まで演技をやり遂げました。
このスケートに対する思いが、1人の記者の心を揺さぶったのだと思います。

安江選手は、社会人１〜２年目までは現役選手を続けるそうです。
先輩選手にも社会人と選手生活を続けた山田耕新選手もいますので、スケートを楽しんで現役を続けてもらえればと思います。

今回初めて国体を見ましたが、それぞれの選手にそれぞれの思い・ドラマがあるんだなあと感じることができました。